Happier Dayz LAB.

自分の過去を振り返ることはありますか？

今日という日に至るまでにどんな経験をしてきたでしょうか？

悲しいこと、つらいこともあったかもしれません。

楽しいこと、嬉しいこともあったでしょう。

ずっと覚えておきたい過去もあれば、今すぐにでも忘れたい！そんな記憶もあるかもしれません。

ただ…
残念ながら、過去に起こった出来事そのものを変えることは誰にもできません。

私自身にも、できることならやり直したい、変えたい！と思う過去の出来事がいくつも、ぽんぽん思い浮かびます。

でもどんなに頑張ってもそれを消すことは出来ないんですよね・・・

でも、過去の出来事そのものは変えられなくても、その出来事の”捉え方”は変えることができます。

過去に「縛られず」に「受け入れる」ことができると、今が変わって、未来も変えることができます。

「縛られず」に「受け入れる」

これがどういうことかいうと、忘れたい過去の出来事を”過去の1つの出来事”として捉えて受け入れる、ということです。

過去を受け入れられると、その過去に縛られなくなります。

すると、過去の出来事のせいで、今が上手くいかないという悪循環に入ってしまうのを防ぐことができるんです。

「？？」と思った方が多いかもしれません。

ここから
具体的な例を挙げてみていきましょう。

例えば、
過去に試験で不合格になった経験があるとしましょう。

もしもその過去に縛られたままでいてしまうと、次に試験を受けることになったとき、あなたにとってよくない影響を及ぼしてしまう可能性があります。

「また合格できないんじゃないか」

そんな不安が膨らんで、自分を苦しめてしまう可能性があるからです。

そうなってしまっては、あなたの本来の力を発揮できなくなってしまいます。

過去からの影響を受けるのを防ぐために大切なのが過去を受け入れること。

ここでは、合格できなかった過去を”過去の1つの出来事”として受け入れること、ということですね。

過去を受け入れることができたら、過去の試験と今回の試験とを切り分けて考えられるようになります。

すると

「また不合格だったらどうしよう」

という不安や過去の出来事が再来する怖れの気持ちに包まれた状態を抜け出して

「今回の試験は合格したい！」

「そのためにできることって何だろう？」

と、望みを新たにして、今の自分にできることはなにか？を考えられるように意識を切り替えることができます。

もうひとつ例をみてみましょう。

過去に恋愛で傷ついた経験があったとしましょう。

その傷ついた過去に縛られてしまったら、せっかく新しい相手に出会っても、「また傷つくことになるかも」という不安が先に立ってしまうでしょう。

すると、不安を抱えたまま相手と接することになって、本当のあなたを見てもらうことが出来なくなるかもしれません。

本来のあなたの魅力が相手に伝わらないという、とてももったいないことになってしまう可能性があるんです。

この場合も、過去からの影響を受けるのを防ぐために大切なのが過去を受け入れること。

「恋愛で傷ついた過去」を1つの出来事として受け入れる、ということです。

それができたら、過去の恋愛と今の恋愛を切り分けて考えられるようになります。

過去に縛られていない『本当のあなた』で新しいお相手と向き合うことができます。

試験に不合格になったこと

人との関わりの中で傷ついたこと

このような過去は、あなたにとって今すぐ忘れたい過去かもしれません。

でも、忘れよう、消そう、とあなたが頑張れば頑張るほど過去はあなたの中に残ろうとします。

なぜなら、その過去は今の状態のままあなたに忘れられると困る、と思っているからです。

その過去は、あなたに受け入れられることなくあなたにこのまま忘れられてしまったら、あなたがまた同じように傷ついたり、つらい思いをしてしまうのを防ごうとしているのです。

だから、過去はあなたの中に残ろうとするのです。

でも、過去に縛られたままでいてしまうと、大切な”今”をあなたらしく過ごせなくなってしまいます。

だから、過去を過去として受け入れられるようになっていくことが大切なのです。

「じゃあ、どうすれば過去を受け入れられるようになるの？」

きっとこんな疑問が出てきますよね。

これから過去を受け入れられるようになるためには、その過去をケアする、癒していく必要があります。

今はまだ受け入れられていない、忘れたいほどの過去の記憶に紐づいた傷ついた気持ち、つらい気持ちを今のあなたとしてクリアにして、解き放つことができると、その過去はあなたの中に残ろうと頑張らなくなるのです。

カウンセリングでは、過去を癒して、受け入れていくためのステップをお伝えしています。

過去の出来事を受け入れられるあなたになって、いま、そしてこれから先の未来も変えていきましょう。