Happier Dayz LAB.

人間関係。

それは私たちが生きていく上で、避けては通れないものですね。

人とのかかわりを通して得られる幸せはたくさんあります。

でも一方で「人の悩みの9割は人間関係の悩み」とも言われます。

人間関係は幸せの源であるのと同時に悩みの源でもあるって、なんとももどかしい…と感じてしまいます。

ところで、あなたはその”人”が怖いと思ったことはありますか？

もしそう思ったことがあるとしたら・・・

生きていると人との関わりは避けられないのに、その”人”が怖い…ってつらいし苦しい…

心に負担がかかってしまいます。

実は私自身がそうだったので、気持ちが良くわかるんです。

じゃあ…
その「人が怖い」という思いを乗り越えるためにはどうしたら良いのか？

この問いに対する私なりの答えをお伝えしますね。

「人が怖い」を乗り越えるために必要なのは

ずばり…

「自分を好きになること」です。

・

・

・

「え？」

「他人が怖いのに、自分を好きになっても何も変わらないでしょ？」

ほとんどの方がこう思ったと思います。

一見まったく関係ないことに見えると思うんですが、実は関係大アリなんです。

ここから先、理由を詳しく見ていけば、きっと納得してもらえるはずです。

まず「自分を好きになる」ってどういうことなのか？

ここから確認していきましょう。

勘違いされがちですが、「自分を好きになる」ことは「自分は誰よりも優れていて、素晴らしい存在で、私は私が大好き！と思えるようになること」ではありません！

「自分を好きになる」ということは、「今の、そのままの自分をまるごと認められるようになること」です。

他人より優れているかどうか？

社会的に認められているか？

お金持ちかどうか？

キラキラしているか？

こういったことは一切関係なく、今の、そのままの自分で「私は私でいい」と思えていることです。

では、どうして「自分を好きになる」ことが人が怖くなくなることに繋がるのでしょう？

その理由は「自分を好きになる」ことで、人と向き合う心構えができるからです。

「私は私でいい」と思える安心感を心の中に持って人と向き合えるようになるからです。

逆に、

自分が好きではなくて、

自分が嫌いだったとしたら

「自分は人に認めてもらえるはずない」

「自分は人に好かれるはずない」

自分で自分のことをこんな風に思っていて、

人と向き合う心構えができていない状態です。

人が怖いと感じるわけは、”私”として人と向き合う心構えができていないから、だったわけなのです。

1つ例をあげて考えてみましょう。

例えば…

あなたが絵を描いたとしましょう。

もし、仕上がった絵に満足していて、自分でその絵を「いい絵が描けた！」と認められていたら、きっと迷うことなく誰にでも絵を見せることができると思います。

でも、自分でその絵に満足できていなかったらどうでしょう？

人に見せるのを躊躇してしまうかもしれません。

なぜなら、その絵を認めてもらえなかったらどうしよう…酷評されたらどうしようと心配する気持ちがあって、絵を見せる心の準備ができていないからです。

こうしてみると、描いた絵を自分で認めているかどうかが、人に見せたいと思えるか、、見せてもいいと思えるかどうかに影響するということがわかります。

このことと同じで、自分で自分を「認められているか」「認められていないか」によって、人と対峙する、人と向き合う心構えを持てるかどうかに影響が出ます。

この心構えができていない状態だと、自分自身に対する不安を抱えながら人と関わらざるを得ません。

すると不安が募って人への苦手意識が高まり、やがて人が怖いと感じることに繋がってしまう、というわけなのです。

「人が怖い」という気持ちを持つようになった理由は人それぞれ違うと思います。

子どもの過程での経験や、学校でいじめられたり、仲間外れにされた経験があったり、大人になってから威圧的な上司に叱責されたという経験が原因、というケースもあるかもしれません。

ただ、その思いを持つようになった理由は皆違っても、いま「人が怖い」と感じている人には共通点があると思います。

それは、これまでのなにかしらの経験を通して、自分を認めることが難しくなって、自分を嫌いになってしまった、という点です。

「こんな自分じゃ人に認めてもらえない」

「大切にしてもらえるわけない」

「人とうまくやっていけるわけない」

こんな気持ちが心の中で大きくなっていって、人と向き合う心構えが出来なくなった結果「人が怖い」という気持ちを持つことに繋がったのではないかと思うのです。

「今の、そのままの自分をまるごと認める」

「私は私でいい」

 

このような思いを持つことが出来たら、人にそのままの自分を見せることが怖くなくなります。

「私」として人と向き合えるようになります。

出会う人の中には、もちろん苦手な人もいるし、怖いなと感じる人もいるでしょう。

それでも自分で自分を認められていれば、たとえ人から批判されたとしても、コミュニケーションが上手くいかないことがあっても、「私は私でいい」と思うことができます。

心の底に絶対的な安心感をもっていられれば、不安や怖れなどの気持ちに振り回されずに人と関わることができるからです。

いかがでしたか？

「人が怖い」と感じる方は、そう感じる自分自身を責めてしまう人が多いです。

でも、自分を責める必要はありません。

ただ今は過去の人との関わりの中で感じたネガティブな気持ちがクリアになっていないだけ。

そしてそのことが原因で自分で自分を認めることができていないだけ、なのです。

この状態を解消するために…

「人が怖いと思わないようにすること」を目的にするのではなく、「自分で自分を認められるようになること」を目的にして取り組むことをお勧めします。

実は、私自身、この考え方を知って、長い間悩みつづけた人間不信から抜け出すことができました。

ずっと「人が怖い。そう感じるのは自分がダメだからだ」と思っていました。

そして「そんなこと思っていることは誰にも気づかれちゃいけない！」と平気なフリをしていましたが、心理学とカウンセリングを学び、ついにその気持ちと向き合わざるを得ない状況になりました。

そして、出会ったのがこの考え方でした。

自分のことをずっとダメ人間だと思っていて、自分を否定し続けてきました。

でも、この考え方を知って自分を好きになるためにさまざまワークに取り組んでいたら、そんなことしなくてよかったんだ！と思えるようになったんです。

「私は私でいい。」

そう思えるようになりました。

そこから、人と向き合う心構えができたことで『私』でいることが怖くなくなりました。

すると、これまでずっと心の中にあった人と関わりたくない、人が怖いという気持ちがスーッと消えていきました。

だから…
いま、人が怖いという気持ちを抱えている方にも、その気持ちを手放して楽になってほしい。

その気持ちを感じたことがある人にしかわからないつらさから解放される感覚を味わってほしい。

心からそう願っています。

「人が怖い気持ちを手放したい」

「でも何から始めたらいいの？」

そんな風に感じている方は、ぜひ一度お話を聞かせてください。

人はみんな幸せになるために生まれてきます。

もし、今のあなたが何かしらのつらさを感じているのなら、そこには理由があるはずです。

そして、もっと幸せになる道があるはずです。

その道を見つけるお手伝いができたら、私も幸せです^^