ヤサシイアシタラボ

アダルトチルドレン・ACとは？

”子供の頃に、親との関係の中で何らかの傷やトラウマを負ったことが原因となって、大人になってからも悩みや生きづらさを抱えている人”のことを指す言葉です。

ACは病気ではなく一つの気質です。

「日本人の約8割がACの気質を持っている可能性がある」とも言われています。

ACの5つのタイプ

①ヒーロー

②スケープゴート

③ロストワン

④ピエロ

⑤ケアテイカー

ACにはこれらの5つのタイプがあると言われています。

今回は①ヒーロータイプについて見ていきます。

ヒーロータイプの特徴

ACのヒーロータイプの人は、失敗したり、間違ったりする自分を許すことができません。

なぜなら、失敗したり間違えたりする自分には価値がないと思っているからです。

例えば、ヒーロータイプの人がなにかに失敗したとします。

たとえそれが周りから見てとても小さな失敗だったとしても、自分が「失敗した」ことに大きく傷つきます。

「失敗するなんて、自分はダメだ」と感じてしまうからです。

大きな挫折感を味わって、立ち直ることが困難になる可能性もあります。

それに加えて、ヒーロータイプの人は自分の本当の気持ちを打ち明けたり、弱音を吐いたり、誰かに頼ったりすることが苦手です。

自分の気持ちを感じることに慣れていないので、自分が本当はどう感じているか？どうしたいか？があまりわからない、という方もいます。

休むこと、力を抜くことも苦手です。

自分一人で「もっともっと頑張らないといけない」とストイックに行動します。

でも、自分自身に満足したり、自分の頑張りを認めることも難しく、頑張り続けて苦しくなってしまいがちです。

ヒーロータイプが抱えている想い

「絶対失敗なんてできない。失敗する自分はダメ。」

失敗せず、周りの期待に応えることではじめて自分に価値があると感じられるので、いつも自分の前に高いハードルを立てて、プレッシャーをかけてしまいます。

「人の期待に応えられない自分には価値がない。」

そのまま、ありのままの自分を認めることが難しく、”人の期待に応えられるからこそ私には価値がある”という想いを持っています。

自分を確立するためには、他人から認められる必要があるということです。

自分に価値を感じられる状態を保つために、ストイックに「もっともっと」と自分に負荷をかけて頑張ってしまいます。

「”完璧”じゃなきゃいけない。」

人間なんでも、”完璧”に出来る人はいないですよね。

けれども、ヒーロータイプの人は知らないうちにここを目指してしまう傾向があります。

これも、他人から見捨てられるのを怖れる気持ちを持っていることが関係しています。

自分に完璧を求める人は、他人にも完璧を求めてしまう傾向があります。

そのことに自分では気づいていない場合も多く、周りの人が離れていってしまう原因になりえます。

これからを”本当のあなた”で生きていくために

「私、ヒーロータイプのACかもしれない・・・」

そう感じた方に伝えたいことは、今あなたがこのようの気質を持っている理由は”あなたが悪いから”ではないということです。

あなたがヒーロータイプの気質を持つことになったのには理由があって、あなたはただ自分なりの役割を果たしながら一生懸命生きてきたのです。

結果として、いまは”本当のあなた”がACの気質の陰に隠れている状態です。

あなたが、これからを”本当のあなた”で生きていくために、

そして・・・

自分をもっと好きになる「私は私でいいんだ」と心から思えるようになりましょう。

あなたが1つずつこれらのことを受け入れて、自分で自分を認められるようになると、失敗も間違いもあなたの成長の種に変えていけるようになります。

元々頑張り屋さんのあなたですから、間違いなく上昇気流に乗ってぐんぐん成長していけるようになります。

自分はヒーロータイプかもしれない、と気づいているということは、自分を客観的に見る目が養われている証拠でもあります。自分を客観的に見る目は、人が変わるためには欠かせないエッセンスです。

もし、いまの生きづらさを解消したい、もっと楽になりたいと思っているのなら、次は行動を起せるかどうかが選択の分かれ道です。

これまでの自分を恥じる必要はありません。

これから、今持っている気質を強みに変えていくために、これからを”本当のあなた”で生きていくために、カウンセリングを体験してみませんか？

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こちらのページも併せてぜひご覧ください^^　

https://finedays365.com/adultchildren/

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