ヤサシイアシタラボ

 

私たちは、どうして不安を感じるのでしょう？

 

あなたが不安を感じるのはどんなときでしょうか？

 

 

不安は結果が予測できないことに対して感じるものです。

これから起こること、つまり未来に対して、未知なるもののことを考えたときに感じるものです。

 

これまでに不安になったことが原因で、行動を止めてしまったり、本来の力を発揮できなかったという経験はありますか？

 

過去にこのような経験があると、不安を敵だとみなしてしまうようになって「不安を感じることは良くないこと」と思ってしまいがちです。

 

 

でも、実は不安は”私たちが自分で自分を守るために沸き起こる感情”でもあります。

 

例えば・・・とても荒れたお天気で、暴風が吹いて雨が降っている日をイメージしてみましょう。

 

そんな日は家のなかにいても不安です。

なにが飛んでくるかわからないし、外に出たら自分が飛ばされてしまうかもしれません。

そこで、私たちは不安を感じることで「危ないから外に出るのはやめよう」考えることができます。

つまり、不安のお陰で自分を守れるわけですね。

 

 

 

 

不安を感じる理由は、人間の中に組み込まれた防衛本能が働くからです。

逆に不安を感じなければ、危険を予測して身を守ることができなくなってしまいます。

 

 

と、いうことは・・・私たちの中から不安を完全に消すことはできないということです。

だからこそ、不安と上手く付き合えるようになりたいですね！

 

 

不安と上手に付き合うための3つのポイントを紹介します。

 

　　ポイントその１　不安を消そうとしない。　　

 

繰り返しになりますが、不安がゼロになってしまったら、自分で自分を危険から守れなくなります。

そこで「不安は当たり前に感じるもの」ということを忘れないでいてください！

 

不安を感じたときは、「私、今不安を感じてるな・・・」

こんな風に自分が感じていることに気づけるようになりましょう。

 

 

不安を感じているのに気づいたときに「不安を感じちゃいけない」、「どうしたらこの不安を消せるだろう」と考えたり、はたまた感じていないフリをしてしまうと、逆に不安を強めてしまいます。

 

”不安を感じている”自分を認めることが、不安が強まるのをストップします。

 

 

　　ポイントその２　不安を掘り起こしてみる。　　

 

不安は漠然としていることが多いです。

不安を感じている原因を突き止めないと、どんどん大きくなってしまいます。

 

そこで、その不安の底に何があるのか、掘り起こしてみましょう。

不安の底には、実はあなたの本当の望みが隠れているんです！

 

 

例えば、

「明日のプレゼンで失敗してしまわないか不安だ・・・」

この不安を掘ってみると、不安の底にあなたが「明日のプレゼンで成功したい」と言う気持ちがあることがわかります。

 

「明日は行ったことがない所に行くから迷わないかな。待ち合わせ時間にちゃんと間に合うか不安・・・」

この不安を掘ってみると、不安の底に「目的地に迷わずに時間通りに到着したい」と言う気持ちがあることがわかりますね。

 

このように、不安の底には実はあなたが本当に実現したいと思っていることが隠れています。

だからこそ、不安を感じたらちょっと掘り起こしてみると、これまで自分で気づけなかったことに気づけるかもしれません！

 

 

 

 

　　ポイントその３　ちょっとしたことでもいいので行動する。　　

 

不安の底に隠れていた、あなたが本当に求めていることがなにかわかったら、それを手に入れるために行動しましょう。

行動することで不安をあなたの成長の糧に変えることができます。

 

どんな行動でもOKです。

行動の大きさや内容は関係ありません！

 

先ほど見た例の場合は・・・

不安の底にある「明日のプレゼンで成功したい」という気持ちに気づけた

行動➡プレゼンの原稿をもう一度読み直してみる

 

不安の底に「目的地に迷わずに時間通りに到着したい」という気持ちがあるのに気づけた

行動➡目的地までの行き方や交通手段をもう一度確認してみる

 

こんな感じで充分です！

 

 

 

ポイント３つをおさらいしましょう！

ポイントその１　不安を消そうとしない。

ポイントその２　不安を掘り起こしてみる。

ポイントその３　ちょっとしたことでもいいので行動する。

 

 

このポイントを忘れずに不安と向き合うと、不安に飲み込まれてしまうことがなくなります。

感じた不安を活用できるようになっていく、と言ってもいいかもしれません。

 

 

なにより忘れてはいけないのは、「不安は誰の中にも当たり前にあるもの」ということです。

 

不安を感じるのはあなただけではありません。

不安を感じる自分を責めたり、自信を無くす必要はありません！

 

不安と付き合う中で、感じていることを言葉にして外に出す、誰かに話すこともプラスαの効果をもたらします。

あまり人に感じていることを話したことがない方は特に、言葉にして外に出すことで、不安を整理することが出来て、向き合い方を変えることができます。

親しい人、周りの人には話しにくいな～と感じる方は、カウンセリングの利用も検討してみてくださいね♪

 

お試しカウンセリングをご用意しています。お気軽にお問い合わせください^^