”忘れたいこと”があるなら試してほしい!「感情を○○する」こと。
あなたには【忘れたいのに忘れられないこと】はありますか?
時々ふとよみがえる嫌な記憶・・・
一度思い出すと、悶々とその出来事のことを考え続けてしまって、
なんだかもやもやした気持ちになってしまう。
そんな状態を解消したいとき、
実は、「そのことを忘れようとすること」よりも強力な対処法があります。
その時の「感情を感じつくすこと」です。
「感情を感じつくす」とは、
忘れたいのに忘れられない出来事があったときに、
自分が何を感じていたかを思い出して、
出来事と自分の気持ちに向き合うことです。
そうすることで、自分自身が癒されて、
起こったことを自分の力で消化することができるんです!
では、私が実際に「感情を感じつくす」ことで、
嫌な記憶を消化したエピソードを1つお話ししますね。
会社で、2人組で歩いていた人とすれ違って、挨拶をしたときのこと。
挨拶は返ってこなかったうえに、すれ違った直後、
「気持ち悪っ」と言われたことがありました。
「私って、気持ち悪いんだ・・・」
かなりショックで、そのシーンが頭から離れず、
何度も繰り返し思い出してしまう時期がありました。
そこで「感情を感じつくす」という解消法を知り、さっそく試してみることにしました。
「感情を感じつくす」ためには、
まずは、自分がその時に何を感じたか、何を思ったかを思い出します。
「私は、気持ち悪いなんて言われて、かなりショックだった。」
「自分のどこが気持ち悪いんだろう、と考えてしまって不安になった」
「本当は相手に言い返したかった。でも、そんなことしても事態は悪化するだけ、と思った」
「どうして私がそんなこと言われなきゃいけないの?悲しい、くやしい・・・」
次に、感じたことを全て自分で受け止めます。
「そうだよね。そんなこと言われたら傷つくし、ショックを受けるに決まってるよ!」
「気持ち悪いと思われる理由、知りたいよね。不安になるよね!」
「言い返したいよね。でも、冷静に考えて、何も言わなかったんだ。それってすごいよ!」
「そうだよね。そんなこと言われる筋合いないもんね!」
・・・
感じたことや、こみあげてくる思いを、
とことん自分の味方になって、すべて自分で受け止めます。
これが「感情を感じつくす」ということです。
私はこの「感じつくす」という方法を知って、
この出来事も感じつくしました。
そして、自分で自分を癒すことができました!
すると、
出来事を思い出すこと自体が減りました。
今では、ただの”過去に起こった出来事のうちの1つ”、になっているので、
思い出したとしても、嫌な気持ちを感じることはなくなりました。
出来事によっては、感じつくすのを完了するまでに、時間がかかることもあります。
いやな気持ちが消えないなと感じる時は、何度も感じつくしてみてください。
諦めずに自分の感じたことを認めてあげてください。
記憶がよみがえったときに何度でも。できるときにいつでも。
感じつくそうと取り組むごとに、あなたは癒されていきます。
そして、嫌な記憶が、ただの過去の記憶のうちの1つとして消化できるようになります!
「え?!それだけ?」
「そんなことで効果があるの?」
そう思ったあなた、だまされたと思って試してみてください!
嫌な記憶は忘れようとすればするほど、忘れられないものです。
だからこそ、「感じつくす」。
記憶と、感じたことと向き合ってみてください。
「効果があるとは思えない・・・」
「試してみたいけどよくわからない・・・」
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