知ってトクする!価値観の違いで衝突しないための心得。

”価値観”について考えたことはありますか?

人は皆、それぞれが別の価値観を持って生きていますよね。
あなたと持っている価値観が全く同じ、という人は世界に一人もいないでしょう。

時には、価値観の違いが理由になって分かり合えずに衝突したり、
怒りやイライラの原因になってしまうことがあります。

こんなとき、
「持っている価値観は人それぞれ違う」
このことを思い出すだけで、状況が悪くなるのを防げます。

【 価値観は一人一人違うのが当たり前で、違っていい 】のです。

価値観は、
その人が育ってきた、身を置いてきた環境によってできるものです。

家庭、学校、職場などの所属してきた場所によって、
また、その人が関わってきた人によっても価値観は変わります。

その人が生きてきた時代背景によっても、価値観は変わります。

改めてこうして考えると、
10人いれば10人それぞれの価値観が違って出来上がるは当然のこと。

そう思えますよね?

でも・・・
このことは日頃どうしても忘れがちになるので、
ちょっとした衝突や怒りが湧く原因になってしまうことが多いんですよね。

その原因を作ってしまわない為に、
価値観が違うことが浮き彫りになったとき、その状況を
あなたのチャンスに変えられる心得をお伝えします!

その心得とは・・・

”価値観の違いに気づいた時、それは相手について理解を深めるチャンス”と捉えることです!

例えば、
相手:Aさんは「朝はパンを食べるべき」と主張しています。
でも、あなたは「朝はごはんを食べるべき」と考えています。

としましょう。
※なんとも極端な例ですが笑 わかりやすいようにこの例で説明してみますね。

価値観が違うことがわかりました。
ここで、捉え方には2つパターンがあります。

◆パターン1◆
「どうして朝はパンを食べるべきだなんて思うわけ?」

「絶対おかしい。ありえない。ご飯がいいに決まってる!」
違いについてとことん反発するというパターンです。

◆パターン2◆
「ん~・・・私はごはんを食べるべきだと思う。」
「でも、パンを食べるべきだと思う理由って何だろう。どうしてそう考えるんだろう。」
”違い”を受け止めて、理解をしようとするパターンです。

ポイントは、
”完全に理解できるかどうか”は問題ではないということです。

相手の意見を全て受け入れなければダメ、というわけでもありません。

相手と価値観が違うことがわかったとき、
自分の価値観が正しい!と押し通すのではなく、
違って当たり前だということを忘れず、
相手が持つ価値観を受け止めよう、理解しようと歩み寄る気持ちがあるかないかで、
その後の流れが大きく変わる
、ということです。

価値観の違う相手を理解しようという姿勢で、
話を聞いて、その後どうするのかはあなた次第。

「そういうことか!じゃあ、私も朝はパンにしようかな」
相手の価値観を取り入れるかもしれません。


「ん~・・・パンがいいって主張する理由は分かった。でもやっぱり私はごはんがいいと思う!」
やっぱり自分の価値観を取り入れよう、と思うかもしれません。

どちらでもいいんです。
価値観の違いがわかったときに反発するのではなく、
理解を示そうとする姿勢を持つだけで、
無駄な怒りや、衝突を避けることができます。

【 価値観は一人一人違うのが当たり前。 】

この前提を持っていると、他人を受け入れやすくなります。

悩みの9割は人間関係の悩みだと言われています。
この考え方を頭に置いておくだけで、
人との衝突や、人に対する怒りやイライラが格段に減ります

つまり、人間関係が楽になるということ!
あなた自身が楽になって、心にゆとりが出ます。

心にゆとりが出ると、余裕が生まれて人にも優しくなれます。

もう、いいことずくめ!
そう思いませんか?^^

価値観が違う、と感じたときには、

【 価値観は一人一人違うのが当たり前。 】

ということを思い出す。ぜひ、この心得を忘れないでくださいね!