読む。気づく。癒しを得る。ゲシュタルトの祈り
ゲシュタルトの祈り
私は私のことをします
あなたはあなたのことをしてください
私が生きているのは
あなたの期待に応えるためではありません
あなたもまた
私の期待に応えるために生きているわけではありません
あなたはあなた
私は私
もしも
私たちの心がたまたま通じ合うことがあれば
それは素晴らしいことです
もしも
私たちの心が通じ合わなくても
それもまた仕方のないことなのです
”いまここ”を大切に
ゲシュタルトの祈りを読んで、あなたはどんなことを感じましたか?
この詩を書いたのはフレデリック・S・パールズです。
ドイツの精神科医で、パールズがアドラー心理学を基に始めた心理療法「ゲシュタルト療法」のなかで提唱していた詩がこのゲシュタルトの祈りです。
ゲシュタルト療法は、”いまここ”での気づきに焦点を当てる心理療法です。
・過去に囚われずに、未来を怖れずに、一人一人が生きたいと望む人生を生きられるようになるためには、”いまここ”の自分を見つめること、信頼することが大切である
・いまここの自分を見つめることができると、どんな状況においても自分を支えることができる
・私たちは一人一人違う人間で、一人一人が大切な存在である
・お互いを認め合いながら、それぞれの人が自分らしさを発揮することで、その人その人の生きたい人生を生きられる
このような気づきを与えてくれます。
”気づく”ことが”癒し”である、ということも教えてくれています。
気づいたことはすべて大切に
ゲシュタルトの祈りを読んで感じることは人それぞれです。
得られる気づきも人それぞれです。
私は、初めてこの詩を読んだとき、なんとも言えない気持ちになったのを覚えています。
本当にその通りすぎて、なにも言えない…と感じたのと同時に、「もっと早くこの詩に出会いたかった…」と思いました。
誰かの期待に応えることや誰かと分かり合うこと、そこに囚われる必要はない
一人一人の人が尊重されていい
そのことに人が皆気づくことができたら、自分も相手ももっと幸せになれるはず
そんなことに気づかせてもらえたように感じました。
「こんなに大切なこと、どうして学校で教えてくれないんだろう」と思いました。
この詩を読んで、感じたことや気づいたことには正解も間違いもありません。
何度も読むと、感じることが変化していく可能性があります。
時間をおいて改めて読んでみると、前とは感じることが違うことに気づけるかもしれません。
あなたが感じたことすべてを大切にしましょう。
感じたこと、ひとつひとつを大切にすることが多くの気づきを得ることに繋がります。
ぜひ、あなたもゲシュタルトの祈りを声に出して読んでみてくださいね。
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「私は自信がないから」
「私はアダルトチルドレンだから」
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「私は”生きづらい人”だから」
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「どうせ変われない。」
「どうせこのままでいるしかない。」
と思っていませんか?
「悩みをなんとかしたい」
「生きづらさを抜け出したい」
「変わりたい」
そんな想いが
確かに心の中にあるのに、
”いまのままでいるしかない”
”変われない”を理由を見つけるたびに
「私が変われるわけないよね…」
「いまからじゃ遅いよね…」
「やっぱりムリだ…」
って、
本当の想いを
消そうとしてしまうあなたへ…
未来のあなたは変えられます。
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