「生きづらさ」を抜け出すヒント:いま生きづらいのはあなたのインナーチャイルドが泣いているからかも
「生きづらさ」
私たちは、生きるために生まれてきました。
なのに、生きるのがつらいなんて
とても苦しい…
人は幸せになるために生まれてきた。
私はそう信じています。
だから
この「生きづらい」感覚から
抜け出すために知っておきたいこと
- 生きづらさを感じるワケ
- 生きづらい自分を責める必要がないワケ
- 生きづらさから抜け出すステップ
この3つについて
順番にお伝えしていきたいと思います。
生きづらさを感じるワケ
これまで すごく大きなトラブルに見舞われた経験もなく ごく普通に育ってきたはずなのに、 私が生きづらいのはどうしてなの?
こんな疑問を持っている方が
生きづらさを感じるワケ…
それは
成長過程で受け取った愛の量が足りないからです。
親に理解してもらえた、
認めてもらえた
と感じたり
大切にしてもらえた
ありのままの自分を愛してもらった
このように感じられる機会が少なかったことが原因です。
子どもは子どもです。
子どもらしく、笑ったり、泣いたり、騒いだり、はしゃいだり、怒ったり。
自由に自分を表現しながら大きくなります。
両親からの無条件の愛を受けながら育った子は「どんな自分も愛される」と感じながら、のびのびと成長することができます。
ところが、たとえば、
- 褒めるのが上手じゃない
- スキンシップが少ない
- 自由にさせない
- なにかを言うたびに否定する
- 間違いを指摘してばかり
両親にこのような傾向があったとしたら、その子どもはどう感じるでしょう?
のびのびと自由に振舞うことが難しくなってしまうでしょう。
これでは、子どもにとって最も大切な、両親からの無条件の愛情、心からの安心感を得ることができません。
成長過程で「ありのままの自分を認めてもらった」「愛してもらえた」という感覚を感じられると、その感覚は潜在意識の中に刻まれます。
それは「私は私でいていい」と思える感覚、つまり自分の存在を肯定する自己肯定感の土台となって、大人になってからも消えることはありません。
その後、家庭から学校や職場へと活動場所が移ってからは、失敗や成功をしながら困難を乗り越えるたび、既にある土台の上に自己肯定感が積みあがり、自分を信じるチカラをつけていくことができるのです。
逆に、この「どんな自分でも愛される」という感覚
つまり、「自分」という存在への無条件の肯定感を子どもの頃に十分に感じられないと、大人になってから生きづらさを感じるようになってしまいます。
なぜかというと「私は私でいていい」と思えていないからです。
自分という存在をありのまま認めてもらえた経験がないから、不安を感じ続けてしまうのです。
いまが不安。
そして、この先のことも不安。
そう不安に包まれた状態でいなければならなくなるのです。
生まれてこの方、心からの安心を感じられた経験がないのです。
だから、このように感じるのは無理もないことなのです…
だからって、自分を責める必要はない。
ありのままの自分に対する愛情が不足しているから
いつも不安を感じてしまう。
自分のことを認めるチカラ
つまり、自己肯定感を持つことも難しくなります。
それでも、人生は続く…
すると…
- 仕事がうまくいかない
- 仕事がつづかない
- なかなか人と親しくなれない
- 言いたいことがあっても言えない
- 人と比べて落ち込む
- パートナーが見つかっても安心できない
- やりたいことがあるのにできない
自己肯定感が低いと、不安や怖れに揺さぶられやすくなります。
その結果、このような事態が起こりやすくなるのです。
「なんとかしなきゃ…」
そう思って、行動を起こす方もいます。
たとえば…
- 転職する
- 環境を変えようと引越しをする
- 新しい友達を増やそうとする
- パートナーを探すのに必死になる
- コミュ障を直せば…とコミュニケーションを勉強する
- 資格を取る
などなど…
このように行動することが悪いと言いたいのではありません。
問題なのは
「いろいろなことがうまくいかないのは
自分になにかが足りないからだ」
そう考えて、自分に欠けている”なにか”をプラスしようとしている、というところです。
この”なにかを得よう”とする試みは、何度か繰り返すこともあるかもしれません。
「○○はダメだったけど、△△ならうまくいくかも」
そんな風に考えて、次の”なにか”を得ようと行動するわけです。
でも…
新しい仕事、住所、友だち、恋人、知識や資格が手に入ったら、この生きづらい感覚も変わるはず!と信じて行動を起こしたのに
「やっぱり満たされない…」
このような状況に陥ることが多くなります。
そんな感覚になったとき、次はこんな心の声が聞こえてくるかもしれません。
「どうしてこんなにうまくいかないの?」
「なにがいけないの?」
「私ってなにか変なの?」
「きっと、私がダメだからこうなるんだ…」
なんとかしなきゃと行動したのに、何も変わらなかった。
その結果、いまの状況があること、いまの苦しい感覚に苛まれているのを、すべて自分のせいだ、と思ってしまうようになり、自分を否定するようになってしまいます。
でも、本当はそんな必要はないのです。
自分を責める必要はありません。
だって、いまの生きづらさを感じる本人が悪いわけではなく、
なにも変でもないのです。
ただただ、不安で、恐いんです。
自分として、ここにいるのが。
生きているのが。
だから、生きづらいと感じるんですよね。
本人は気づいていなくても、生きづらさを感じながら生きている方はもう今の時点で十分頑張っています。
だって、生きるのが辛いのに、生きているんですよ。
毎日、24時間を過ごしているんですよ。
「そんな考え甘いでしょ!」
って思いますか?
いいえ。そんなことありません。
そうやってお尻をたたいてもっと頑張っても、生きづらさはなくなりません。
むしろ、さらに苦しくなってしまうことになります。
生きづらさから抜け出すステップ
いまよりもっと楽に生きるために、
生きづらさを抜け出すためには
1つずつステップを踏んでいく必要があります。
一番最初のステップは、
ありのままの自分を
自分で認められるようになる
というステップです。
あなたが、愛を溜めるボトルを持っている、とイメージしてみてください。
もしかしたら、いまはまだほんの少しの愛しか入っていないかもしれません。
そこで、まずはそのボトルに愛を注いでいく必要があります。
自分で自分を認めるということは、自分に愛を与えるということです。
この行為を通して、ボトルを愛で満たしていくことができます。
これがまず最初に取り組むステップです。
いつでも、どんなことがあっても自分を認めます。
いいところも、ダメなところも。
うまくいったときも
失敗した時も自分を認めます。
感じることもすべて認めます。
不安や怖れを感じる自分も認めていきます。
楽しい、嬉しい、
ポジティブな感情を感じている自分も。
自分にとっての世界で最高の親になったつもりで、自分で自分のすべてを認めて愛情を注いでいきます。
急がず、焦らず、出来る限りの愛情を注ぐ。
自分に対して、無条件な愛情を注ぎ続ける。
ここがとても大事なポイントです。
ボトルが愛で満たされていくにつれ、少しずつ、少しずつ、自己肯定感の土台が育っていきます。
そして、実はこの愛のボトルを抱えているのが、あなたの中にいる”インナーチャイルド”です。
このインナーチャイルドは、私たち一人一人の中にいます。
もし、あなたがいま生きづらさを感じているのなら、あなたの中にいるインナーチャイルドは、これまで愛情を充分に感じられなくて、いまも不安や怖れを抱えたままでいるはずです。
「私って、ここにいていいの?」
「私は私でいいの?」
存在することを許可されていない
そんな感覚を持ったままです。
いまも心に傷を抱えているその子を安心させてあげられるのは、あなたしかいません。
その子にはあなたの愛が必要です。
「大切に思ってるよ」
「なにを感じてもいいよ」
「いつも一緒だよ」
「全部わかってるよ」
その子がこれまで心の底から求めてやまなかった愛。
かけてほしくてたまらなかった言葉。
なにがあっても、自分はここに存在していいんだな、と思える安心感。
これらをいまからあなたがあなたの中にいるインナーチャイルドにたっぷりと与えてあげることが出来たら、その子はこの上ない幸せを味わうことができます。
「インナーチャイルドが幸せを感じられるとどうなるの?」
もしこう聞かれたら、私ならこう答えます。
「あなたも幸せになれます!」と。
生きづらさを抜け出すためには、この先のステップもあります。
でも、次のステップのことを考える前に、まずはこのステップで丁寧に、十分に向き合って、繰り返しインナーチャイルドと向き合って、愛を与えることが大切です。
そうすれば、その先のステップにも良い影響が現れるのは間違いありません。
いま、生きづらさを感じているあなたへ。
あなたの中にいるインナーチャイルドは、あなたが存在に気づいてくれるのを待っているかもしれません。
不安で、恐くて、泣いているかもしれません。
あなたから大切にしてもらい、愛を注いでもらうのを待ち望んでいるかもしれません。
いまからでも遅くありません。
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「どうせ変われない。」
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と思っていませんか?
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「生きづらさを抜け出したい」
「変わりたい」
そんな想いが
確かに心の中にあるのに、
”いまのままでいるしかない”
”変われない”を理由を見つけるたびに
「私が変われるわけないよね…」
「いまからじゃ遅いよね…」
「やっぱりムリだ…」
って、
本当の想いを
消そうとしてしまうあなたへ…
未来のあなたは変えられます。
<これから>を変えるための
はじめの一歩はこちらから…
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