「自信がない」
と感じる時に大切なこと
自信がない
なんの取り柄もなくて
褒められるところもない
自分を認められない
こんな風に感じるとき。
今すぐ自信を持たなくちゃと焦ったり、
自分を認められるようになるために
足りないものを探したりする必要はありません。
それよりも
もっともっと大切なことがあります。
大切なこと?
それは
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自信がない
なんの取り柄もない
褒められるところもない
自分を認められない
そう感じている自分を
責めるのをやめることです。
いまの自分
そして
自分が感じていることに対して
もっとやさしくなること
です。
自分を責めてもうまくいかない
自分を責めてしまうと、
自信がないという感覚
そして
自分を認められないことへの不安
が大きくなってしまいます。
ひとつ例をあげて見てみましょう。
ちょっとイメージしてみてくださいね。
職場で
いつも自信がないと感じている
それでも頑張っているけど
なかなか成績をあげられない
そんな状況のとき。
たとえば、
上司から
「自信がないなんて
言ってる場合じゃないだろ！
もっと仕事をしろ！」
こんなことを言われたとします。
よくあるヒトコマではありますが、
実際のところ
果たしてこんな言葉を言われて
「じゃあ、もっと頑張ろう！」
と思えるでしょうか？
…思えないですよね。
確かに、こう言われたら
”頑張らなければならない”
とは思うでしょう。
でも
頑張ったとしても
それは義務感に駆られた頑張りです。
自発的な頑張りではない、
義務感に駆られた頑張りは
残念ながら長くは続けられないものです。
苦しさと、プレッシャーと共に
無理やり行動することになるからです。
こんな状況では
本来の力を発揮するのも難しくなります。
どうでしょう？
こうしてみると
”責めること”が状況を良くすることには
決して繋がらないということが
よくわかると思います。
ところが、
私たちは実は
自分自身に対して
この上司のように声をかけている
ことがよくある…
心当たりはありませんか？
なんでこんなに自信がないんだろう
なんの取り柄もない
褒められるところもない
自分ってなんてダメなんだ
こんな自分のままじゃダメだ！
もっと自信を持たなきゃダメだ！
こんな風に…
でも、
自分に対して
こんな声をかけているときは
自信をつけることもできないし
自分を認められるようにはなれない…
苦しくなってしまうだけなのです。
まずは自分にやさしく
自信をつけて
自分を認められるようになりたい
そう思っている時。
一番はじめにやることは
いま感じていること
そして
いまの自分に対して
やさしくなることです。
いまは
なにかが足りてない
出来ないことがある
そう感じている自分。
その
”いまの自分”という存在に対して
やさしくなれたら、
不安や焦りに
飲み込まれることがなくなります。
そして
望む変化や
さらなる成長に繋がる
次の一歩を踏み出す
準備をととのえることができます。
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松実 沙和（まつみ さわ）
