見過ごさないで!あなたの中の”ミニトラウマ”

こんにちは。

カウンセラーの松実沙和です。

今回は、トラウマについて考えてみましょう。

さっそくですが、トラウマというとどんな時にできるものだと思いますか?

とても大きなダメージを受けたときにできるもの、というイメージを持っている方が多いのではないかと思うのですが、どうでしょう?

トラウマを一言で言うと「心の傷」

「傷」にはいろいろな種類がありますね。

擦り傷から切り傷など、軽いものからそうでないものまであります。

そして、同じように心の傷であるトラウマにもいろいろな種類があります。

人の見た目や性格が一人一人違うように、一人一人の心は違うので、なにがトラウマになるのかどんなことが心の傷になるかは一人一人違います。

でも、まるでなんだか、誰から見ても明らかに大きなダメージを受けるとわかる事態でなければ、トラウマと呼んではいけないような暗黙のルールがあるような気がしませんか?

「これならトラウマになってもおかしくない」「そんなことトラウマになるわけない」

こんな風に考えられがちな気がします。

でも、実はどんなことでもトラウマになりえます。

災害や事故など大きな心理的ダメージを受けたときのトラウマと比べたら小さいものだったとしても、あなたの心に傷がついたのならトラウマです。

ここでは、そういったトラウマをわかりやすいようにミニトラウマと呼んでいきましょう。

どんなことが、いつ、誰のトラウマになるかはわかりません。

だから、あなたにとってのトラウマの定義はあなたが決めていいんです。

そして、ミニトラウマも、見過ごすことなく手当をすることがとても大切です。

具体的なミニトラウマの例を見てみましょう。

・子供のころに親から怒鳴られたシーン

・学生の頃にからかわれた体験

・学校で先生から叩かれたこと

・友人に無視されたこと

・お客さんから叱責された体験

・上司から言われた一言 ・・・

など、上げればキリがありません。

どんなことでも、ミニトラウマになる可能性があります

あなたの中に、ミニトラウマはあるでしょうか?

もし心当たりがあるとしたら、

ミニトラウマで傷ついているのを知った誰かに「そんなことくらいで傷ついてたら、これから先、生きていけないぞ!」こんな風に言われませんでしたか?

または、これまでミニトラウマを思い出すたびに「こんなことで傷いているようじゃダメだ」自分を責めていませんでしたか?

これからは、傷ついたあなたを否定する人の言葉に耳を傾ける必要はありません

それに、傷ついた自分を更に責めるのはやめましょう

あなたの心が”ある出来事によって傷ついた”、このことは事実です。

誰がなにを言おうと、その出来事はあなたとっては「こんなこと」「そんなこと」で片付けられないことだったから傷ついたわけです。

ある人にとっては「こんなこと」「そんなこと」だったとしても、それがあなたにとってのミニトラウマになる可能性は十分あるのです。

ミニトラウマの定義は人それぞれ

だから、あなたにとってのミニトラウマの定義はあなたが決めていいんです。

他の誰かに決められるものではないのです。

そして・・・

もしあなたにとってのミニトラウマがあるのなら、そのままにしておくのはお勧めできません。

そのミニトラウマの手当をする必要があります。

手や足の傷を手当てをするのと同じで、心の傷にも手当てが必要です。

トラウマの手当てとは、そのトラウマに向き合うことです。

時間の経過とともに自然に治っていく場合もありますが、長くあなたの心に傷として残っているようであれば、一度しっかりと向き合う必要があります。

そして、癒す必要があります。

ミニトラウマに向き合うのは勇気がいると思います。向き合う中で、苦しさを感じることもあります

でも、勇気を出して、苦しさを乗り越えて真摯に向き合うからこそ癒すことができるものなのです。

ミニトラウマを癒すのに、一人で頑張る必要はありません。

これからのあなたの為に、あなたにあった心理セラピーの実践を通して、一緒にミニトラウマと向き合って癒していきましょう

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