「私ばっかり損してる」？！
「私ばっかり損してる」
「いつも損してる気がする」
「なんで・・・？？」
「どうして？」
こんな風に感じることはありますか？
当たり前ですが、こんな風に感じたい人はどこにもいませんよね。
でも、そう感じてしまう。
そして
何度も同じように感じることが繰り返されると、そう感じてしまう自分のことがイヤになってきたり、怒りが湧いてきて誰かにぶつけてしまう…
そんな流れが起こることもあるかもしれません。
そこで
このような流れに陥ってしまう前に
今日からできることがなにか？
一緒に見ていきましょう。
流れを変えるために
今日からできること
「自分ばっかり損してる」と感じて
そんな風に感じる自分がイヤになる
誰かに怒りをぶつけてしまう
そんな流れを止めるために今日からできること。
それは
なによりもまず
【自分が感じていることを認めること】です。
私たちは”感じること”を
コントロールすることはできません。
悲しい
嫌だ
などの”不快”。
楽しい
嬉しい
などの”快”。
私たちは毎日いろいろなことを
感じながら生きています。
そのうち”不快”は
私たち人間が本能的に感じたくないものです。
だから
不快なことを感じたとき
例えば、悲しいと感じたときに
よくその気持ちにフタをしたり
悲しいなんて感じてちゃいけない
と感じたことを押し殺したりします。
それから
不快な感覚が怒りに変わることもあります。
今回のテーマ
「自分ばっかり損してる」と感じる
この感覚も”不快”にあたります。
だから
本当は感じたくないわけです。
すると
感じたことを認めずに
「そんな風に感じるなんてよくない」
とフタをしたり。
「損してるって感じてるけど
本当はそんなことないんじゃない？」
と感じたことを否定する考えが
浮かんできたり。
さらに
自分ばかりが損してる
なんて感じる自分がイヤだ。
ダメだ。
こんな風に自分を否定することが着地点になったりします。
はたまた
怒りに変わって
誰かに対してぶつけてしまう結果になるかもしれません。
そうなる前に
なにより大切なのが
自分が感じていることを
素直に認めることです。
そうしないと
あなたの中に湧いてきた
不快な気持ち・嫌な気持ち
の行き場がなくて消化されず
あなたの中に残ってしまったり、
別の感情、つまり怒りとして現れて
外に出てしまったりするのです。
損してるなんて感じたくないのに
損してるって感じている自分がいる。
「いま私
”私ばっかり損してる”って感じてるんだ」
そう自分で認めましょう。
感じたこと
気持ちの行き場を
自分で作ってあげましょう。
さらに先のステップへ！
ここまでで
自分が感じたことを認めること
その大切さが
あなたに伝わっていたら嬉しいです。
ここからは
その次のステップです。
ちょっと例を出して見ていきましょう。
イメージしてみてくださいね。
今あなたの目の前にグラスがあります。
そのグラスには水が入っています。
あなたは
このグラスに入っている水を見て
どう感じますか？
「半分しか入ってない」
と感じる人もいれば
「まだ半分も入ってる」
と感じる人もいるでしょう。
そう。
同じコップと水を見たとしても
どう感じるか？は
人によって違うんです。
私たちの身に起きる
出来事にも同じことが言えます。
ある状況に身を置いて
なにをどう感じるか
それは人によって違うのです。
そこで
「私ばっかり損してる」
と感じている状況を
いままでと違う角度から見てみましょう。
「私ばっかり損している」
そう感じているということは
あなたはそれだけ
誰かやなにかのために
なにかしら行動している
ということではないでしょうか？
「いつも損している気がする」
と感じているのなら
あなたは
いつも誰かやなにかの役に立っている
と言えるのではないでしょうか？
つまり
あなたのおかげでいつも
誰かやなにかが得をしているということ。
あなたはいつも貢献しているんですね。
さらに言えば
誰かやなにかがあなたのおかげで得をして
あなたは徳を積んでいる
とも言えませんか？
あなたはいつも
誰かやなにかのために頑張っているんですね。
でも
もしかしたらそれが
誰にも認めてもらえなかったのかも。
誰も褒めてくれなかったかも。
誰も感謝の気持ちを表現してくれなかったのかも。
頑張っているのに
なんだか満たされない…
その気持ちの行き場がなくて
苦しくなってしまったのかもしれません…
「私ばっかり損してる」
そう感じるほどに
これまであなたが
誰かやなにかのために
頑張ってきたんですよね。
だから
そんな”頑張ってきた自分”をしっかりと労ってあげてください。
「頑張ってきたよね！
すごいよ！」
そう言ってあげてください。
こうして
いままでと違う角度で見てみたら
あなたの中の
「私ばっかり損してる」
という感覚はどうなっているでしょう？
感じ方になにか変化はあるでしょうか？
きっと感じ方が変わってくるはずです。
まとめ
いかがでしたか？
繰り返しになりますが
”感じること”に
良い悪いはありません。
だから
「損していると感じていること」
そのこと自体には
良いも悪いはありません。
私は
「いつも私ばっかり損してる」
って感じてる。
感じていることを否定することなく
そう感じている自分のことをわかってあげる。
ここがスタートです。
その先は
もし状況を変えたいと思うのなら、
”状況の捉え方を変えてみる”
この次のステップにもトライしてみてくださいね。
捉え方はこれまで生きてきた中で
培われてくせになっていることが多いので
変えるのは簡単ではありません。
でも
あなた次第で変えられます。
いろいろな状況で
今持っている
自分の捉え方のくせを見つけて
今までと違う捉え方ができるようになると
いままでとは違う世界が見えてきます。
そしてやがて
新しい
さらなるしあわせに繋がる”くせ”が
あなたの中に出来上がっていきます。
これからを
もっとしあわせに生きていくために
感じていることを認めて
捉え方のくせを見つめ直してみましょう！
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