ヤサシイアシタラボ

 

 

もし、今あなたがアダルトチルドレンを克服したいと思っているのなら、「克服したい」という気持ちを持つことは大切です。

 

その気持ちがなければ、克服のために行動するというステップに進むことも出来ませんね。

 

 

 

 

でも・・・「克服しなければいけないんだ！」と意気込む必要はありません。

 

 

「克服したい」という気持ちを持つことと、「克服しなければいけない」と意気込むこと。

この2つには大きな違いがあります。

 

 

 

どちらの状態からスタートするかで、あなたの気持ちが楽になっていくスピードに違いが出ます。

 

 

 

「意気込んで、一生懸命取り組むのはいいことなんじゃないの？」

そう思う方もいるかもしれません。

では、どうして「克服しなければいけない」と意気込んではいけないのでしょうか？

 

 

 

 

その理由は・・・”意気込む”と苦しくなってしまうからです。

 

 

 

もともと、アダルトチルドレンの気質がある方は頑張り屋さんです。

 

子どものころに機能不全家族の中で成長してきた中で、ありのままの自分にＯＫが出せなかった。

「ありのままの自分ではダメだから」とその環境に応じた役割を果たすことで、やっとの思いで自分に少しのＯＫを出してその場その場を乗り切って、頑張ってきた人たちです。

 

 

だからこそ「私はアダルトチルドレンの気質を克服しなければいけない！」と思ったら、一生懸命に意気込んで取り組もうとします。

 

 

でも、アダルトチルドレンの克服に欠かせないのは「今の自分、ありのままの自分を認める」ことです。

今までずっと知らず知らずに避けていて、できなかったことに取り組んで、自分を認めていくのです。

これまでやったことのないことに取り組むのですから、すぐにできないのは当たり前です。

 

 

でも、アダルトチルドレンの人たちは”すぐにできない自分”を責めてしまいがちです。

「どうして自分はできないんだろう」とまた自分にＮＧを出してしまうようになります。

これでは本末転倒です・・・

 

 

 

 

”克服したいと頑張っている自分”も、”なかなか成果がでないな・・・と感じている自分”も含めて、そのままの自分を受け入れて、認めていく過程が克服に向けてとても大きな意味を持ちます。

 

 

”意気込む”ことが、その過程であなたを苦しめてしまう可能性があるんです。

それは、もったいないなんてもんじゃありません！

 

 

苦しい状態にならないようにあなたにできる事は、「克服しなければいけない」と意気込まない、力を入れ過ぎないことです。

 

 

 

 

”なにかに一生懸命になる”のはとても素敵なことです。ＡＣの人の長所でもあります。

 

でも、ＡＣを克服する過程では、一生懸命も”ほどほどに”が一番と覚えておいてくださいね。

 

 

意気込んでワークやセラピーに取り組もうとしている自分に気づいたら、そっとそんな自分にもＯＫを出しつつ、力を抜けるといいですね。

 

カウンセリングでも、意気込みすぎずにあなたのペースで克服に取り組めるようにオーダーメイドのプログラムでサポートをしていきます。

 

行動を始めたい方は、まずはお試しカウンセリングでお話を聞かせてくださいね^^

 

 

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