ヤサシイアシタラボ

 

ACであるがゆえに感じる”生きづらさ”というものがある。

 

 

私はそう思っています。

これは、ACではない人にはわからないことだと思います。

 

 

 

生きづらさを抱えているかどうかは、目には見えません。

実は生きづらさを感じながらも頑張っているあなたが、その辛さを知らない人からかけられた言葉や態度によって、傷ついてしまうことがあると思います。

 

 

そんなとき、ＡＣの人は自動的に「私がダメだからこういう扱いを受けるんだ」と自己否定をしがちです。

そして、辛さが増してしまいます。

 

 

 

だからこそ、ＡＣの人には自分で自分に”母性愛”を注げるようになってほしいんです。

 

 

 

母性愛とは”母親としての子供に対する本能的な愛情”のことですね。

母親が本能的に持っている、自分の子供を無条件に愛する気持ちです。

 

その母性愛、つまり無条件の愛情を自分に対して注ぐことが、生きづらさを手放す過程で効果を発揮します。

 

 

自分のことを無条件に愛する気持ちを持つこと。

まずは「そのような気持ちを持とう」と思えるようになるのを目指します。

 

 

 

ACの気質があると”自分には何かが欠けている”という感覚や、”自分は〇〇でなければ人から受け入れてもらえない”という感覚を持っているものです。

 

そして、

・なにかが欠けている＝自分はダメだ。

・（誰かに受け入れられないという感覚を感じたときに）やっぱり私は〇〇でないから受け入れられない＝自分はダメだ。

と、自分を否定する結末にたどり着いてしまいます。

 

 

それに対して、
自分に対して母性愛を注ぐということは、なにかが欠けていると感じている、〇〇でない自分は人から受け入れてもらえないと感じている自分も含めて愛する、ということです。

 

 

 

 

具体的な例を挙げてみてみましょう。

 

例えば、ＡＣには5つのタイプがありますが、その中の1つ、ヒーロータイプの人がいるとします。

 

ヒーロータイプの人は「失敗してはいけない。いつも完璧な自分でいないと自分に価値がないと思って頑張ってしまう」という傾向があります。

頑張ることで成長もできますが、逆に失敗したり、完璧にできない自分を目の当たりにすると、必要以上にひどく落ち込んでしまいます。

 

この人がひどく落ち込んでしまったときに、自分に対して母性愛を、無条件に愛情を注げたら、どうなるでしょう？

 

”失敗してしまった。自分はダメだ。”今、自分はこんな風に感じている。すごく落ち込んでいる。だけど、こんな風に感じているのも自分なんだ。落ち込むことだってある。でも、失敗したからって、自分に価値がなくなるわけじゃない。

 

まるまる、そのままの自分を愛せるんです！

だって、無条件の愛情を注ぐんですからね！

 

 

失敗することもあるし、それに反応してひどく落ち込む自分もいるけど、そんな自分にも無条件の愛を注ぐ。

この感覚を掴むと、今までとは違う、さまざまな気づきを得られます。

これまで、自分がどれだけ自分を否定してきたかにも気づけると思います。

 

 

「それって、ただ単に自分に甘くなればいいっていうことじゃないの？」

「わがままになりそう・・・」

そんな風に思った方もいるかもしれませんね。

 

 

そう感じた方は、きっといつも自分を厳しく律している方ではないでしょうか？

自分に厳しくすることが成長に繋がると努力を重ねてきた方かもしれません。

 

 

自分を厳しく律することが悪いと言いたいわけではありません！

 

 

言いたいのは、自分に厳しく接してより成長できるようになるには、その前に自分で自分に母性愛を注ぐことが重要ということです！

いわば”成長するために自分を律して行動する”段階で必要なのは父性愛。

その前に、母性愛＝無条件の愛が欠かせないのです。

 

 

これまで、自分を認められずに自己否定を続けてきたとしたら、今はいわばマイナスの状態にいるということです。

それをいきなりプラスの状態に持っていくのは至難の業。

大きく変化するには辛さや苦しさも伴います。

そうならないように、まずはマイナスからゼロに持っていきたい。

そこで必要になるのが母性愛、ということです。

 

 

 

今の自分を丸ごと受け入れられると、強くなれます。

さらなる成長に向けての準備も出来ました！

そこから、見えることや感じることがどんどん変化して、気づきも増えます。

自分が変化して、やがて周りにも変化が起きます。

自分にも、周りにもプラスの変化が少しずつ拡大していく流れに入っていけます。

 

 

この流れを手に入れるのに欠かせないのが「自分自身に対して母性愛、無条件の愛情を注ぐこと」なのです。

 

カウンセリングでは、今回お伝えした母性愛が必要な理由、そして母性愛を注いでいく、いつでも自分で自分を癒せるようになるワークをお伝えしています。

 

 

このステップは一度身に着けると一生役に立ちます。

自分を癒して成長にも繋げられるワークを生活に取り入れて、ＡＣであるがゆえの生きづらさを手放しましょう。

 

お試しカウンセリングでお待ちしています！

 

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