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承認欲求は悪いもの？

認めてほしい

褒めてほしい

承認欲求とは、このような”誰かに自分のことを承認してほしい”という気持ちのことです。

この承認欲求そのものは悪いものではないですし、実は誰でも持っているものです。

ただ、持っている承認欲求の強さは人それぞれ。

強い承認欲求を持っていて、なかなか欲求が満たされないと苦しさが募ってしまいます。

生きづらさを感じる原因にもなりえます。

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承認欲求をどうにかしたいなら…

「承認欲求をどうにかしたい」

もしもそう感じているのなら、やることは1つです。

”承認欲求を持っている自分”を認めることです。

実は、強い承認欲求の裏に隠れているものがあります。

それは”今の自分には何かが足りない、欠けている、このままの自分ではいけない”、といった自分に対して感じている”劣等感”です。

つまり、承認欲求があるということは今のありのままの自分に劣等感を感じていて、その劣等感を消すために自分以外の誰かからの承認を必要としている、ということなのです。

この誰かからの承認を必要とする気持ちが強ければ強いほど、承認欲求が強い状態になってしまいます。

<<承認欲求の裏には、自分に対する劣等感がある>>

このことを踏まえて、承認欲求を減らしていくために必要不可欠になるのが

劣等感を感じている自分がいること、そして承認欲求持っている自分のことをそのまま認めること

です。

”今の自分”、”ありのままの自分”を認めることなしに、承認欲求を減らすことは残念ながらできません。

同時に、承認欲求を持っていること自体が悪いことではないと知っておくことも重要です。

承認欲求をどうにかしたい、無くしたいという気持ちが強くなると、「承認欲求自体がとても悪いもので、持っていてはいけないものである」と思い始めてしまいます。

そして、承認欲求を持っている自分を恥じたり、ダメだと感じるようになりがちです。

でも、お伝えした通り承認欲求は誰でも持っているもので、持っていること＝悪いこと、というわけではありません。

承認欲求を持っていることは恥ずかしいことでもなんでもないですし、持っている人＝ダメな人という証明になるわけでもありません。

問題なのは、”承認欲求を持っていること”ではなく、”持っていることによってあなたが苦しんでいる”ことなのです。

この苦しい状況を変えていくために、承認欲求を持っている今の自分自身のことを認められるようになる、ことが絶対に必要なのです。

あなたはあなたのままでいい！

誰でも人に認められると嬉しいし、人に褒めてもらえると嬉しいものです。

誰かに認めてもらったり褒めてもらって怒りを覚える、なんていう人は世界中どこにもいないでしょう。

でも、誰かに認めてもらわなくても、褒めてもらえなくても、あなたの価値は変わりません。

逆に、誰かに認めてもらっても、褒めてもらっても、あなたの価値が上がるわけではありません。

あなたはあなたで、今のままで十分なのです。

アダルトチルドレンや愛着障害の気質がある方は、自分で自分のことを認められない方がとても多いです。

なぜなら、成長する過程で、<<あなたはあなたで今のままで十分だ>>と感じられるような体験が不足しているからです。

それが劣等感を持つことに繋がって、その劣等感を消すために誰かからの承認を必要としてしまうのです。

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承認欲求があることを見て見ぬふりをしたり、承認欲求を感じる自分のことを責めても、状況は何も変わりません。

<<私は私のままで、今のままで十分>>

このことに気づけるようになると、承認欲求が消えていきます。

承認欲求を消すことができると、自分を信じる力も育まれていきます。

人からの承認を得る必要もなくなって、さらに自己肯定感も上がっていくことで、もっと幸せに、豊かに、穏やかに毎日を過ごせるようになるはずです。