ヤサシイアシタラボ

雑談が苦手…

「雑談が苦手・・・」

そう感じている方はとても多いです。

「2人でなら話せるのに、3人以上になるとツラい…」

このように感じている方も多いです。

＜雑談が苦手なら、会話のテクニックを磨こう！＞

＜コミュニケーション能力をあげれば大丈夫！＞

こんな風によく言われますが、そう簡単にはいかないですよね…

それに、テクニックを磨くよりも先にやることがあります。

そのことについてお伝えする前に、ちょっと、いつもあなたがどんな気持ちで雑談の輪にいるかをチェックしてみましょう。

雑談中の自分のことを思い浮かべながら、3つの質問に答えてみてくださいね。

1つめの質問

あなたは、雑談がはじまったとき、そして雑談の最中にどんなことを考えていますか？

「うわ～きたきた、雑談始まっちゃった…」

「いやだいやだ」

「どうしようどうしよう」

こんな言葉が頭に浮かんできているのではないでしょうか？

雑談中、ずっとこのように感じているとしたら、これは苦しいに決まっています。

雑談が終わるのを心待ちにしてしまうでしょう。

雑談がいやだ、という苦手意識で頭の中がいっぱいになってしまうと、誰の話にも耳を傾けることができなくなってしまいます。

すると、話についていくことが難しくなるので、さらにツラくなってしまう…そんな悪循環に陥ってしまいかねません。

2つめの質問

おもしろい話が出来なきゃダメ、と思っていませんか？

「皆を笑わせるおもしろい話ができない」

「感心してもらえるような興味深い話が出来ない」

おもしろい話ができない自分は雑談の輪の中に居場所がないような、居てはいけないような感覚を感じているかもしれません。

おもしろい話ができないから、発言するのが怖いと感じているのかもしれません。

もしそうだとしたら、雑談を苦手だと感じてしまうのは当然ですよね。

なにかを言うのも怖いし、居心地も悪いとしたら、雑談がイヤでたまらなくなってしまいますよね。

3つ目の質問

”1つの質問➡1つの答えを言わなきゃ”

”聞かれたことにちゃんと答えなきゃ”という気持ちを強く持っていませんか？

例えば…

①カレーは好きですか？➡はい、好きです。

②カレーは好きですか？➡はい、好きです。・・・だけど私はラーメンの方が好きなんですよ。で、ラーメンの中でも味噌ラーメンが好きなんですよね～。この間も家の近くに新しいラーメン屋さんが出来たから行ってみたんですよ。そしたらめちゃくちゃ混んでて、1時間も並んで食べたんですよ～。結構おいしかったけど、私は駅前のラーメン屋さんの方が好きで…..

これはとても極端な例ですが笑

あなたはきっと②のパターンのように人に話すことはないのではないでしょうか？

雑談に苦手意識があると「質問にちゃんと答えなきゃ！」という気持ちが強くなりがちです。

なにしろ、ただでさえ苦手な雑談なのだから、「さらなる失敗を重ねたくない」と思うわけですね。

加えて、”人からどう思われるか”が気になって、自分のことを話したいという気持ちにはなれません。

質問されたこと以外のことを話したり、思い浮かんだことをパッと言うことも難しいでしょう。

自分のことについて話さなければ、あなたについての情報が発信されないので、相手にあなたのこと、あなたが持っている良さも伝わりません。

そのうえ、なかなか話が広がらない状況になってしまったら、雑談への苦手意識がより強くなってしまうかもしれません。

これでは、とてももったいないですし苦しいはずです。

”雑談が苦手”を解消するのに必要なこと

3つの質問に答えてみて、いかがでしたか？

どんなことを感じましたか？

雑談中の自分を思い浮かべてみると、自分を客観的に見ることができるので、気づきを得やすくなります。

では、雑談が苦手という悩みを解消するために、テクニックを磨く前に必要な事とはなんでしょうか？

それは、自分が感じていること、そして自分で自分を認めることです。

”雑談が苦手だと感じている”自分を認める。

”おもしろい話が出来なきゃダメだ”という思いを持っている自分を認める。

”ちゃんと答えなきゃ”と思っている自分のことを認める。

これがなによりも大切なことです！

自分で自分のことや、自分が感じていることを認めることができなければ、テクニックを学んでも十分に活かすことが難しくなってしまいます。

「雑談が得意な自分」になることを目指す前に、まずは「自分を認められる自分になる」を目指しませんか？

「自分を認められる自分」になって、自分の内側に安心感を蓄えると、雑談への苦手意識がなくなるだけでなく、より生きやすい毎日を送ることができるようになります。

あなたも自分の心、あなたの”根っこ”に安心感を蓄えてみませんか？^^

＼「自分を認められる自分」なりたい方はこちら↓／