知って、活かせば、毎日がもっと楽になる!「境界線」の考え方
こんにちは。
カウンセラーの松実 沙和です。
「境界線」というと、あなたはなにを思い浮かべますか?
ひとことで言えば、境界線とはなにかとなにかの間に引く線のことですね。
例えば、土地の境界線、それから国境は国と国との間に引かれている境界線です。
実は、毎日の生活の中でこの「境界線」を引くことができるようになると、たくさんのメリットがあるんです。
今回は、
具体的な例を2つ紹介していきます。
1つめは人間関係の中での境界線です。
人と人との間に境界線を引けるようになるということは、人との距離感を適切に保つことができるようになる、ということを意味します。
相手を拒絶するために線を引くわけではありません。
境界線を相手と自分との間に引くことで、自分自身を守れるようになるのはもちろん、相手を不快な気持ちにさせたり、傷つけたりするのを防ぐこともできます。
自分と相手、お互いの”心の敷地”を守れるからです。
境界線を引けていないと、相手はあなたの気持ちに関係なく、あなたの心の敷地にぐいぐい入り込んで来ることができます。
誰かがあなたに命令してきたり、頼んでいないのに世話を焼いてき来たり、怒りをぶつけてきたりするのであれば、それは境界線が引けていない証拠、相手があなたの敷地に入っている証拠です。
境界線を引けていないと、相手があなたの敷地に入り込んでしまうのを許さざるを得ない、そんな状態になってしまいます。
それに対して境界線を引けていると、相手があなたの敷地に侵入して来たことに即座に気づくことができるようになります。
この”気づけるようになる”ことがとても重要です。
敷地に侵入されていることに気づくことさえできれば、それ以上侵入されるのを未然に防げます。
さらに、侵入されたとしても自分で距離を調節したり、相手に外に出てもらえるように主張したりと、対処することができます。
逆に、境界線を引くことで、あなた自身が相手の敷地に侵入するのを防ぐことも可能になります。
相手に命令したり、頼まれていない世話を焼いたり、怒りをぶつけたりすれば、相手が傷つくこともあるでしょうし、あなたのことを快く思わなくなる可能性もあるでしょう。
そんなことは
あなたも避けたいはず・・・
境界線を引けると、そのような事態を避けることもできるわけです。
このように、境界線を引ければ、心地よい人間関係の距離感を保つことができるのです。
2つ目は、不安を感じ続けてしまうときに活用できる境界線です。
不安は予期できないことに対して感じるもの。
どれだけ不安を抱えたとしても、確実に結果を予測することはできません。
そうとはわかっていても、どうしても何かに対して不安を感じてしまい、寝ても覚めてもそのことを考えてしまうこと、ありませんか?
そんな時にも境界線を活用しましょう。
不安を抱えている時間が長いと、それに応じて不安はどんどん大きくなっていくものです。
そこで、意識的に不安と距離を取るために、自分と不安の間に境界線を引きます。
一旦不安と距離を取り、他のことに集中する時間を作ります。
例えば、いまその瞬間にしていることに集中します。
ご飯を食べているなら、その味に集中する。
歩いているなら、自分の脚に集中する。
ゲームをしているなら、ゲームに集中する、といった感じです。
不安との間に境界線を引いて、あなたの心や思考の領域を支配されてしまわないようにするのです。
他のことに集中している間は、抱えている不安が大きくなるのを防げます。
そして、別のことに集中する時間を経て、冷静になって不安ともう一度向き合ってみると、別の視点で不安を見ることができます。
そうすることによって、不安を減らす自分なりの対策を見つけられたり、実はそこまで不安を感じる必要がなかったことに気づけるといったこともあります。
境界線を引いて、不安と意識的に距離を取ることで、新しい気づきがもたらされるのです。
境界線の考え方は、他にもさまざまな場面で活用できます。
あなたと”誰か”や”なにか”の間に境界線を引いて、状況が改善したことを実感できればあなたの自信にもなるでしょう。
”相手との適度な距離感”を保てるようになったり、”不快な感覚”を感じたままにしない状況を自分で作りだせると実感するたびに、喜びを感じられ、毎日がもっと楽になっていくはずです。
境界線の引き方にはたくさんの方法があります。
カウンセリングではあなたにあった”境界線の引き方”を一緒に見つけるセラピーもあります。
境界線の考え方をマスターして、
毎日に活用していきましょう!
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