自分の過去を振り返ってみたことはありますか?
あなたは今日まで、どんな経験をしてきたでしょうか?
これまで、どんな楽しいこと、嬉しいことがありましたか?
悲しいことやつらいこともあったかもしれません。
ずっと覚えておきたい過去もあれば、今すぐにでも忘れたい過去もありますよね。
残念なことに、過去を変えることは誰にもできません。
私自身にも、出来れば変えたい過去の出来事がいくつもあります、でもどんなに頑張っても出来ないんですよね・・・
でも、過去は変えられなくても、過去を”どう捉えるか”はあなた次第で変えることができます。
どんな過去も、「縛られず」に「受け入れる」ことができると、あなたの未来が変わります。
「縛られず」に「受け入れる」
忘れたい過去の出来事も、”過去の1つの出来事”として捉えて、受け入れるということです。
過去を受け入れられると、その過去に縛られなくなります。
すると、過去の出来事のせいで、今が上手くいかないという悪循環を未然に防げます。
具体的な例を挙げてみていきましょう。
例えば、過去に試験に不合格になったことがあるとしましょう。
その過去に縛られていると、次に試験を受けることになったとき「また合格できないんじゃないか」という不安がどんどん膨らんで、自分で自分を苦しめてしまうことになります。
そうなると、あなたの本来の力を発揮できなくなってしまいます。
だからこそ、合格できなかった過去を”過去の1つの出来事”として受け入れる、と決めましょう。
「私は過去の試験は不合格だった」と、1つの出来事として受け入れるということです。
それができると、過去の試験と今回の試験と切り分けて考えられるようになります。
すると「また不合格だったらどうしよう」という不安に包まれた状態から「今回の試験で合格するにはどうしたらいい?」と今できることを考える方向に意識を切り替えることができます。
もうひとつ例をみてみましょう。
例えば、過去に恋愛で相手に傷つけられたことがあったとしましょう。
その傷ついた過去に縛られてしまうと、せっかく新しい相手に出会っても、「また傷つけられてしまうかも」と恋愛自体に大きな恐怖心が芽生えてしまいます。すると不安を抱えたまま接することになって、本当のあなたを見てもらうことが出来なくなるかもしれません。
そうなると、本来のあなたの魅力が相手に伝わらないなんて、とてももったいないことです。
だからこそ、「傷ついた」ことを”過去の1つの出来事”として受け入れる、と決めましょう。
「私は過去の相手に傷つけられた」と、1つの出来事として受け入れるということです。
それができたら、過去の恋愛と今の恋愛を切り分けて考えられるようになります。
過去に縛られていない本当のあなたで新しいお相手と向き合うことができます。
今回の例で見た、試験に不合格になったことや、誰かに傷つけられたという過去は、今すぐ忘れたい過去かもしれません。だから、すぐに受け入れられるようになるのは難しいかもしれません。
でも、過去に縛られていると、あなたの大切な”今”をあなたらしく過ごせなくなってしまいます。
そうならない為にも、今すぐには無理でも、少しずつ受け入れられるようになっていけたらいいですね。
「じゃあ、どうすれば過去を受け入れられるようになるの?」
そう思った方もいると思います。
今、受け入れられていない忘れたい過去があるということは、傷ついたり苦しんだ過去があるということです。その過去を受け入れるには、「癒す」ことも忘れてはいけません。
カウンセリングでは、過去を癒して、受け入れていくステップをお伝えしています。
過去の出来事を受け入れられる自分になって、いまも未来も変えていきましょう!
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