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“理不尽な人”に出会ったときは・・・

あなたはこれまで、”理不尽な人”に出会ったことはありますか？

”理不尽な人”とはどんな人を言うのか、改めて意味を調べてみました。

➡理に合わない、筋の通らない無茶苦茶な要求、扱い、振る舞いをする人のこと。

とのことです・・・

このような人は、きっと自分と同じ理不尽な人には、理不尽な態度を取らないと思います。

理不尽ではない人に対して、理不尽な態度を取るのです。

そして、この記事を読んでいる人は理不尽な態度を取られる側の方なのではないかと思います。

過去に理不尽な人に遭遇したことがあったり、もしくは現在進行形で関わっている方もいるかもしれません。

そんな方に知っておいてほしい、理不尽な人へのとっておきの対処法を3つのポイントに分けてお伝えします。

ポイント１　”理不尽な人”が理不尽なワケを知っておく

理不尽な人は、どうして理不尽なのでしょう・・・？

その理由は、ずばり「その人自身が満たされていないから」です。

自分の思い通りにならないこと、要求が通らないことに対して納得出来ずに、自分だけでは気持ちをどうにも処理できない。だからあなたに向かって叫んでいるのです。

「どうして私の言うとおりにしてくれないの？！」

「〇〇してほしいって言ってるのに、なんでわかってくれないんだ？！」

まるで子供みたいですよね。そう思いませんか？

その人は満たされない感覚を抱えている人。

子どもの頃から欲求を満たしてもらえていないのかもしれません。

いまだに消化されていない不満足感を抱えていて、今たまたま出会ってしまったあなたにぶつけているんです。

誰かに怒りをぶつけても、状況が変わらないことがほとんどなのに。

こうして考えてみると、すごく切ないし、悲しいし、情けない気持ちになってきませんか？

理不尽や怒りをぶつけられた方にとってはただのとばっちりです。

たまったものじゃないですよね・・・

でも、”理不尽な人”が理不尽なワケは、満たされていない人だから。

実はとても切ない状況にいる人なのだということを知っておくと、少し見方が変わるのではないでしょうか？

ポイント２　距離を取る

理不尽な人から浴びる怒り、叱責や文句・・・

特に怒りの感情は強いエネルギーがあるものなので、まともに受け取ると、恐怖を感じることもあるものです。

その相手の怒り、そして発せられた言葉をそっくりそのまま受け取ってしまったり、自分への批判として浴びてしまうととても辛くなってしまいます。

そんなときにその場からすぐに離れることは難しいと思うので、イメージ上でその人と自分の距離を遠ざけてみましょう。

またはイメージ上でその人と自分の間に”境界線”を引いてみましょう。

物理的には難しくても、思考の中で距離を離したり、境界線を引いて相手と間を隔てることで、そっくりそのままその人の怒りや発せられた言葉を受け取ってしまうのを防ぐことができます。

気休めのように聞こえるかもしれませんが、練習を繰り返して明確にイメージ出来るようになると、理不尽な人に巻き込まれたり揺さぶられたりせずに済むようになります。

ポイント３　理不尽な人に怒りを覚えたり、イライラする自分を許す

理不尽な人を目の前にしたとき、イライラしたり、その人に対する怒りが湧いてくることもありますよね。

そんなときに、自分のことを責めるのは絶対にやめましょう。

「私じゃなかったらあんなに怒られなくて済んだかも・・・」

「ムカつく！なんなの！・・・でもこれも仕事だよね。こんな風に感じるなんて、私ってダメだなぁ。」

「どうしてもっとうまく、冷静に対処できないんだろう・・・」

自分に自信がなかったり、自分を肯定することに慣れていない方は、相手側が理不尽な人だったのにも関わらず最終的に自分へのダメだしを始めてしまう方が多いです。

でも、そんなことをする必要はありません！

その人に対してイライラしたり、怒りを覚えたりした自分をそのまま許しましょう。

もし、あなたの大切な誰かが、理不尽な人の怒りを浴びせられて落ち込んでいたり、イライラしていたとしたら・・・あなたはなんて声をかけてあげますか？

「あんな言い方されたら誰でも怒るに決まってるよ。」

「仕事だからって、私たちにも感情はあるんだから怒りを感じるのは当たり前だよ！」

「理不尽なのは相手なんだから、誰が対応したとしてもきっと同じ結果になってるよ！」

こんな言葉をかけてあげるのではないでしょうか？

自分にも”自分が大切に想う人に対してかけてあげたい言葉”をかけてあげましょう。

「相手が悪い！人に怒りをぶつけるなんてあんまりだ！」

そう思って、いいんですよ。

そう思うことを自分に許可してあげるのも、理不尽から身を守るためにとても大切なことです。

まとめ

理不尽な人へのとっておきの対処法3つのポイントはいかがでしたか？

残念ながら、理不尽な人がいつどこで理不尽さを発揮するかは予想できないものです。

そこで、そういった事態に備えて心構えをしておくことがあなたの助けになることもあります。

自分の要求が満たされないことで怒りをぶちまけたり、思い通りにいかないことへの不満を誰かにぶつけることでしか解決できない人は、きっと幸せではないはずです。

周りに対して私は不幸せです、と知らしめてしまっていることにも気づいていません。

そして、自分でそのことに気づかない限り、その人は変わることができません。

そのことを知っているあなたの方が絶対に幸せです。

だからこそ、理不尽な人に遭遇したときに、その出来事のことやぶつけられた怒りや言葉を繰り返し思い出してイライラしてしまうことにあなたの大切な時間やエネルギーを使うのは本当にもったいない！　

今回お伝えした3つのポイントを思い出して早めに対処して、その人よりももっともっと幸せになってしまいましょう！^^